パン教室Bread&Sweets

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2011/09/18

A-6 トマトブレッド

Aコース6回目、トマトブレッドをご紹介します。
「パンの教科書」にも載っていますから、お持ちの方は、両方を見るとよりわかりやすいです。


まず、材料は水を全く使わずにトマトの水煮缶と卵、バターの水分だけで捏ねていきます。

生イーストは、溶かす場所がないので粉に砕いて混ぜます。


台に出してしばらく擦りつけると、柔らかくなってきます。
根気よく叩いていくと、しっかりした膜が張ってくるので、その後発酵をとり、パンチを入れて、また発酵。

分割して丸めます。
食パン1斤型1つ分と、少し余りが出てきます。
そして、ベンチタイム。

あまり生地の方は、三つ折りの棒成形にして、プレートで発酵をとります。

食パン型に入れる方は、まず麺棒で楕円形にのばしていきます。
くっつきやすい生地なので、打ち粉を上手に使いましょう。



周囲のガスも、手でもしっかり抜きながら上下1/3ずつくらい折りたたんでいきます。

2つとも同じ長さと幅にそろえましょう。




上から芯を作って巻いていきます。
俵の形に完成。


俵の長さが、食パン型と同じサイズになるようにあらかじめ調整しながら作っていきます。



食パン型に入れます。

横から見るとこんな感じに。




表面も張って、ぴったりサイズで食パン型に収まりました。
成形したての時は、まだ中央に俵形半分くらいの隙間がある状態。
食パン型の容積の1/4〜1/3くらいまでしか埋まっていません。

ホイロ後、食パン型スレスレまで、膨らんできます。

一番手前が、見本の分。
まだまだ、生徒さんたちには成形が難しいようで、いくつか表面が裂けてしまっているのもあります。
あるいは、成形時のガス抜きが上手くいかず、表面が少ししわしわになっているものもありますね〜。

表面を張らせて成形するというのは、難しいんですね。
まだまだ、これから。頑張りましょう!

焼き上がりました〜!

冷めてくると、少し表面がしわっとなります。
これを成形のせい?と勘違いする方もいらっしゃいますが、柔らかいパンは、焼き上がると中の水分がゆっくりと冷めながら蒸発していくので、冷めた後は少し縮むんです。

ただ、その縮みが極端な場合は、成形や捏ね、発酵状態ももちろん関係していますね。


写真右は、余った生地を棒成形にして、ホイロ後にはさみで切り込みを入れ、ピザソースとソーセージ、チーズをのせて焼きました。豪華な余り生地です・・・。




食パン型で焼いた方は、厚めにスライスをしてピザトーストを作ります。ピザソース、ベーコン、ズッキーニ、チーズをのせてオーブントースターで焼きます。

そのまま薄めにスライスして、ベーコンとレタスを挟んで食べるとBLTサンドができますよ。


ピザトーストの完成です〜!

パンがトマト味なので、しっかりしたピザトーストに仕上がります。

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