「パンの教科書」にも載っていますから、お持ちの方は、両方を見るとよりわかりやすいです。
まず、材料は水を全く使わずにトマトの水煮缶と卵、バターの水分だけで捏ねていきます。
生イーストは、溶かす場所がないので粉に砕いて混ぜます。
台に出してしばらく擦りつけると、柔らかくなってきます。
根気よく叩いていくと、しっかりした膜が張ってくるので、その後発酵をとり、パンチを入れて、また発酵。
分割して丸めます。
食パン1斤型1つ分と、少し余りが出てきます。
そして、ベンチタイム。
あまり生地の方は、三つ折りの棒成形にして、プレートで発酵をとります。
食パン型に入れる方は、まず麺棒で楕円形にのばしていきます。
くっつきやすい生地なので、打ち粉を上手に使いましょう。
2つとも同じ長さと幅にそろえましょう。
上から芯を作って巻いていきます。
俵の形に完成。
食パン型に入れます。
横から見るとこんな感じに。
表面も張って、ぴったりサイズで食パン型に収まりました。
成形したての時は、まだ中央に俵形半分くらいの隙間がある状態。
食パン型の容積の1/4〜1/3くらいまでしか埋まっていません。
食パン型の容積の1/4〜1/3くらいまでしか埋まっていません。
ホイロ後、食パン型スレスレまで、膨らんできます。
一番手前が、見本の分。
まだまだ、生徒さんたちには成形が難しいようで、いくつか表面が裂けてしまっているのもあります。
あるいは、成形時のガス抜きが上手くいかず、表面が少ししわしわになっているものもありますね〜。
表面を張らせて成形するというのは、難しいんですね。
まだまだ、これから。頑張りましょう!
焼き上がりました〜!
冷めてくると、少し表面がしわっとなります。
これを成形のせい?と勘違いする方もいらっしゃいますが、柔らかいパンは、焼き上がると中の水分がゆっくりと冷めながら蒸発していくので、冷めた後は少し縮むんです。
ただ、その縮みが極端な場合は、成形や捏ね、発酵状態ももちろん関係していますね。
食パン型で焼いた方は、厚めにスライスをしてピザトーストを作ります。ピザソース、ベーコン、ズッキーニ、チーズをのせてオーブントースターで焼きます。
そのまま薄めにスライスして、ベーコンとレタスを挟んで食べるとBLTサンドができますよ。
ピザトーストの完成です〜!
パンがトマト味なので、しっかりしたピザトーストに仕上がります。
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