西調布にあるAynsleyのショップで、ロイヤルミルクティーの講座が行われたので参加して来ました。
教室でもスコーンの授業の時には、ミルクティーで試食して頂いているので、本格的な入れ方を勉強してきました。
ロイヤルミルクティーというのは、日本で生まれたものらしく、イギリスには存在しません。
イギリスではミルクティー(むこうでは tea with milk)としか言わないのです。
ですから、入れ方は日本で考えられたということですね。
お話しによるとリプトンで作られたというのが最初ということです。
会場になったAynsleyは、イギリスの陶磁器メーカーで、うちのパン教室でもAynsleyを多々使用しています。
私個人的には、紅茶カップ&ソーサーを選ぶ時は、AynsleyとWedgwood(ウェッジウッド)のどちらかが多いんです。
写真右が教室でも使っているチェリーブロッサムです。
教室にあるのは、カップのソーサーとデザートプレートが一緒になっているタイプで、今はもう販売されていません。
買った時にイギリス本土に注文という形だったので、手に届くまで半年かかりました・・・。
6セット揃えたのですが、もう変わりは買えませんね。
写真右は、エリザベスローズというシリーズ。
こちらは、ピンクローズですがブルーローズのシリーズもあります。私は、ブルーローズの方が好きかな〜。
そして、最近ちょっと欲しいなと思っているのが、写真下のイングリッシュバイオレット。
この紫色の淡さ加減がいいですよね〜。
写真には写っていないんですが、ティーカップが背が低くて好きな形なんですよね。
昔、私が20代前半の頃、辻調時代にリプトンから荒木さんという講師の方が来られて、紅茶の授業が行われることになりました。私がティーカップを買い揃えることになり、色々講師の方にも相談させてもらっていたんですが、荒木さんがおっしゃるには、できるだけ浅めのタイプで、入れた時に紅茶の色がよくわかるもの。
そして、ボーンチャイナ(乳白色の磁器)と言われました。
言われた通りのティーカップを注文し、それに入れてみたら、さすがに紅茶の色が美しい・・。
そして、カップが口にあたる瞬間が心地よく、紅茶が美味しく感じる・・。
カップやグラスなどは、直接口にあたるので、磁器の形や質感というものがいかに大事かということを学びました。