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2012/05/16

福島へ Part2

福島へ行った続きです。

5/3は、全国的に記録的な大雨でした。
福島の沿岸部も高波警報が出されていました。


津波の跡地。大雨だったので、水浸しでした・・。


そんな中、Sさんの家があった場所へ連れて行って頂きました。
津波に流されてしまった場所です。

防波堤が壊れていて、この日は波が荒く、パトカーも巡回していて近くにいると足がこわばります。
SさんもIさんも私も、無言になってしまいました・・・。


壊れた防波堤 荒波の日でした

1年以上たった今は、がれきが撤去されていて、家の土台だけが残っているところが多いということです。
Sさんが、ここまで来るのは久しぶりで、直後に比べると道も舗装されてきれいになっているとおっしゃっていました。


壊れた防波堤の写真を撮っている私をIさんが撮っていました
昨年のGWは、この辺りが渋滞していたそうです。
何の渋滞かというと、写真を撮りに来ている人たちでごった返していて、がれきをバックにピースサインをして写真を撮ったり・・・。
世界から尊敬されている日本人らしいですが、聞いてあきれます・・。

そして、そう言っている私ですら写真を撮っています・・・。
伝えるため、この記憶が薄れないように、記録に残したいと思い・・・ですが、やはり無神経なことをしているのかもしれません。

定かではありませんが、多分Sさんの自宅後だそうです・・
土台だけでご本人もわかりませんよね・・。

Sさんが住んでいたのは、新地町の釣師というところで、たぶんここだというところに案内して頂きました。
住所がわからなくなっているので、「ここは釣師」と書いてありました。


ここは釣師と書いてあります

そして、この辺りでは氏神さまを、各家庭の外に祭る風習があったそうで、津波で流されてしまった氏神さまを拾い集めて1カ所に祭ってありました。
ほこらが氏神さまだそうです。
この日は、雨に濡れていらっしゃいました・・。

氏神さまたち お供えもしてありました






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