皆さんに義援金の募金のご協力を頂いたSさんですが、今は宮城県の叔父さんのところに避難されています。福島との県境に近い場所です。
そのSさんからお礼文が届きましたので、ご報告致します。
『この度、お教室の皆様におかれましては、温かいお心遣いを頂き、心よりお礼申し上げます。震災直後は、悲しみにくれるばかりでしたが、皆様のお気持ちに触れ、少しずつ元気を取り戻しております。こちらが落ち着きましたら、改めてご挨拶をさせて頂きますが、取り急ぎお見舞いのお礼を申し上げます。』
今は、Sさんとも電話で話もできる状態にまでになりました。
それでもまだ、ガソリン不足は深刻なようです。東京は今では並ばずに給油は充分にできますが、福島や宮城では、閉店しているお店の方が多く、営業しているガソリンスタンドに、元々の住民に加え、被害のひどかった地域から避難している人もいて、より給油は難しくなっているということです。
Sさんのお話しによると、ガソリンスタンドに見えなくなるくらいまで長い列ができていて、ガソリンも給油制限もあるのはもちろん、売り切れたら閉店になるので、閉店になった時点でそれ以降並んでた車の運転手は、車をスタンドに並んだままにして、いなくなってしまうそうです。そして次の日に戻ってきて、給油をしてもらうということなんだそうです。
スタンドが閉店になると無人の車が長い列をなしたまま、残されるという異様な光景があるとおっしゃっていました。
Sさんには義援金の一部を使わせて頂いて、不足している物資を送らせて頂きました。
家が流されてしまっているため、特に衣料品が不足しているそうで、食品は少しずつ確保できているそうなんですが、服や靴などがまだ、手に入りにくいそうです。
宅急便もまだ近くの営業所止まり(各家庭に運ばれず、自分で営業所に取りに行く)なので、まだまだ不便なようなのですが・・。
荷物を出しに世田谷の宅急便の営業所まで行ったのですが、本当に従業員の方は全員忙しくされていて、車もひっきりなしに出ていっている状態でしたし、ミネラルウォーターや色んなものが積まれていました。
見ているだけでグッとこみ上げてくるものがありました。
3月は、B&S Newsも震災のこと一色でした。
来月からは、少しずつパンやその他の話題もご提供できたらと思います。
引き続き、義援金によるご支援もお願いしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
坂本りか
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