パン教室Bread&Sweets

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2012/12/04

クリストシュトーレン

11月下旬の特別レッスンより。今年のX'masレッスンがスタート致しました。

人気は、やはりクリストシュトーレン。
ご都合が合わず、授業に出れない方は、事前に注文しておいて、購入される方も多いです。

ラッピングすると、一見地味に見えるシュトーレンも華やかになりますね〜。教室での購入価格はラッピング付きで1本2,400円です。

教室で作るシュトーレンの中身は、ドライフルーツ4種類(サルタナレーズン、オレンジピール、レモンピール、グリーンレモンピール)と、ヘーゼルナッツ、アーモンドを生地にたっぷり練り込みます。
ドライフルーツは、2ヶ月以上グランマルニエ酒、チェリーブランデー、ブランデーの3種類のお酒に漬け込んでおきます。
この漬込んでおいたフルーツのおかげで、1ヶ月も日持ちさせることができるんですね〜。
もちろん、配合中の発酵バターやマジパンも日持ちさせる手助けをしてくれています。

マジパンというのは、アーモンドペーストのことで、教室では、ドイツのリューベッカー社のローマジパンを使用しています。このマジパンがクリスト(キリスト)の肌の色を表していると言われていて、ドイツでは、必ずと言っていい程マジパンがシュトーレンの中には配合されているのです。
パン生地の中にも、マジパンは練り込んでいるのですが、更に棒状にして、丸ごと1本中に入れます。

日本では、そこまで忠実に作っているところが少ないので、ただ、ドライフルーツを入れただけとか、シュトーレン風のものも多いですね。
成形をした後に、ホイロをとって、50分かけて焼上げます。
焼上がりに、発酵バターを刷毛でたっぷりしみ込ませます。その後で、バニラシュガーをたっぷりまぶします。
このバターとバニラシュガーで表面をコーティングして、中の水分が抜けていくのを防いでくれるんですね。
なので、カロリーを気にしてバターやバニラシュガーを少しにしてしまうと、その分日持ちもしませんから、注意しないといけません。

シュトーレンの食べ方は、クリスマスの日にとっておいて食べるのではなく、クリスマスまでのアドベント(4週間)の間に、少しずつ食べていきます。私は個人的には2週間くらいのものが好きですね〜。ちょうど、全体的に味が馴染んできた頃が良いです。作って2、3日くらいだとまだ味がアルコールやナッツ、マジパンなどが独立している感じです。それは、それで美味しいのですが、食べる人によって、どのくらい置いた方が美味しいというのが違うのも、シュトーレンの楽しいところです。









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