新刊本の撮影、順調に進んでいます。
辻調時代に、よく本の撮影のお手伝いをしていましたが、その当時はデジカメがなかったため、フィルムを何本も交換しながらの撮影でした。当然、現像してからじゃないとどう写っているかも分かりません。
今は、デジカメで撮影したものを、すぐにパソコンで見ることができます。本にどういう風に載るのかがその場でわかるので、とても便利ですね〜。
今回は、パンのつくり方はもちろんですが、理論的なこともたくさん載っている本を製作しています。
初中級〜中級者向けというところでしょうか。
生徒さんには、ぴったりな本だと思います。
色んな失敗例なども作っているんですが、失敗例を作るのが実はとても難しいんです・・・(苦笑)。
例えば、捏ね不足のパンを作ろうとするんですが、どうしても丸めや成形途中で、なんとなく修正してしまっているのでしょうね、最後には見た目がきれいにできてしまうんです・・・。比較にならないんです。もっと上手に失敗しないといけません・・・。
生地を痛めたりとかも、どうしても手加減してしまうのが、無理矢理手で引きちぎるようにしても、なんとなくちゃんとできてしまうんです。
ほんと、難しいです・・・。
編集社の方が、自分たちでパンを作ってみました、と製作段階の写真を見せてもらいました。
理想的な失敗例でした(かなり失礼ですが・・・)。その失敗の仕方に憧れます。
まだ、これからも撮影が続くので、頑張って失敗したいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿