場所は、大久保駅から徒歩1分。
チュニジア料理の専門店「ハンニバル」です。
料理通の方なら知っている、有名店なのですよ〜。
外観は、チュニジアンブルーで統一されていて、外でも食べれるようになっています。
内装も、チュニジアンブルーが中心で、とても落ち着いて過ごしやすいお店でした。
料理はというと、私が想像していた以上に美味しかったので、大満足でした〜。
チュニジア料理というと、アフリカンな感じが強いのかなと思っていましたが、フランス領であったことと、海を挟んですぐにイタリアがあるので、両方の影響を受けているなという感じがしました。
あと、イスラム教国家なので、ギリシャやトルコ(この2つの国は行ったことがあるので)にも似ているな〜と思いました。
写真右上の三角形の形をしたものが、ブリックです。半熟卵とツナ、チーズ、ポテト、パセリが入っています。レモン汁をかけたり、唐辛子のペーストをつけたりして頂きます。皮は春巻きの皮より薄く、ぱりぱりに揚げてあります。これが一番人気なのですが、確かにもっと食べたくなる味です。
写真右がショルバで、野菜と豆と小さなパスタが入ったトマト仕立てのスープ。鶏と魚が選べます。
ミネストローネを少しカレー風味にしたような感じなんですが、そのバランスがちょうど良く絶妙です。ミネストローネより濃厚で美味しいかも。
次はオジャ。名前が覚えにくいのが難点ですが、料理が美味しいとまた食べたくなるので、勝手に覚えてしまいますね。シーフードと野菜の卵とじです。これも上手な味付けです。クセが全くありません。
そして、時間がかかるから早めに頼んでね、と言われたのがタジン鍋。これはもう皆さんもご存知ですね。この鍋を買った方も多いのでは?チキンと野菜、オリーブとイチジクが入っていました。鶏が柔らかくて美味しいですね。
チュニジアは、アフリカにあって、西隣りが今騒動のまっただ中のアルジェリアで、東隣りがリビアです。
今回の事件の影響を、大きく受けてしまっていて、隣の国のことなのに、お客さんが激減してしまっているそうです。
ここは、人気店でいつもいっぱいのイメージがあるだけに、とても気の毒な感じでした。その日のお客さんは、なんと私たち一組だけだったのです・・・。
こんなに美味しいのに、なんてことなんでしょう・・もったいない。
最後にお店のご主人が、私たちの話の内容から料理関係の人間だとわかって、「頑張りましょう!」と言ってくれました。ありがとうございましたと言ってもらうより、なんか嬉しかったですね・・。料理の説明から、何から何まで親切にしてくださったお店のご主人のモンデールさんに感謝です。
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